MESSAGE
『描く力でアイデアあふれる世の中に』
社会全体が多様化を目指す一方で、地方都市は個性を失いつつあるように感じています。かつては、「ここでしか」といった特色がある書店、玩具店、アパレルショップが軒を連ねていた静岡の街並みは、日本全国どこでも見かける商品が並ぶチェーン店が建ち並び、その表情を変えてしまいました。
わたしたちが、日々何げなく目にするものから受ける影響は大きく、たとえ物質的に豊かでも画一的で刺激のない街は、新しいビジネスやアイデアが育まれる多様性のある社会と乖離してしまっているように感じます。
こういった中で、本当の意味で多様化した社会を実現するためには、誰もが“何故だろう?”という視点で社会の課題に目を向け、解決のために“考える力”…表面上の豊かさに目を奪われるのではなく、本質に目を向けて「なぜ」と考え続けることが何よりも重要と位置づけて、わが社は『描く力でアイデアあふれる世の中に』というミッションを掲げました。
アート思考で地域課題を解決するアイデアを生み、デザインで日々の生活を豊かに彩る、子ども達の大きな夢を応援することが、ナガハシ印刷の “描く力”の役割です。
ナガハシ印刷は、印刷技術、デザイン、コピーライトといった“描く力”で静岡を日本一アイデアが溢れる楽しい街にすることを目指し事業を展開しています。
『世界基準のデザインキャンパスを静岡に』
多様化した社会の面白さと必要性を語るうえで、わたし自身の経験の中でも特に印象深いのが学生時代のイギリスへの交換留学です。
初めての留学で体験した多様な文化、人種、考え方が尊重される異国での日々はセンセーショナルで、多様化した未来のイメージの源泉になっています。
また、事業を承継する直前の一年間のアメリカ留学でマーケティングや経営を学ぶ傍らで目にした、さまざまな企業が一般の人たちに門戸を開き、未来を担う子ども達が最先端技術やマインドに触れ知的探求心を育む環境が整っていることが衝撃的で、年齢や国籍、性別を問わず、多様な人々が集い学ぶ刺激的で創造的な環境が、この静岡に必要だと強く感じるとともに、企業が地域へ果たす役割について深く考えさせられました。
こういった経験をもとに、弊社のミッションを実現する具体的な施策として、『世界基準のデザインキャンパス』を静岡に創るというビジョンを定めて、年齢、性別、国籍を超えた人的な交流で新たなビジネスが生まれる場所の創造を目標に活動しています。
より良い未来を実現するために、地方の企業からでも行えるアクションは多くあります。
日々のささいなことからでも、“描く力”は暮らしを鮮やかに彩ります。
今後もナガハシ印刷ならではの、アイデアから誕生した商品やサービスをお届けいたします。
企業理念
全従業員の物心両面の幸福を実現する。
また、私たちは誠心誠意を旨とし お客様に心から満足していただける製品とサービスを提供し、社会への貢献と社業の発展にたゆまぬ努力をする。
社是
誠意 誠実 責任 挑戦
会社概要
社名 | ナガハシ印刷株式会社 |
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所在地 |
〒421-0115 |
電話 | 054-257-0111 |
FAX | 054-257-1131 |
創業 | 昭和30年3月 |
設立 | 昭和45年6月1日 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | 印刷、及び印刷に付帯する一切の業務 |
沿革
昭和30年3月 | 長橋邦雄が、静岡市新川越町において長橋印刷所創業 |
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昭和45年6月 | 法人組 ナガハシ印刷株式会社として設立 長橋邦雄が初代代表取締役に就任 |
昭和48年5月 | 工場を静岡市中島に移転 |
昭和50年11月 | 本社事務所を静岡市中島に移転 |
昭和55年1月 | 長橋邦雄の死去にともない、長橋敬一郎が代表取締役社長に就任 |
昭和61年11月 | 資本金4,000,000円に増資 |
平成元年12月 | 本社事務所を静岡市みずほ現在地に移転 |
平成5年1月 | 資本金10,000,000円に増資 |
平成17年6月 | ナガハシ印刷創業50周年を迎える | 平成28年 | 静岡「新ものづくりプロジェクト」に参画 |
令和2年11月 | しずおか女子きらっブランド認定「いいかげんノート」 |
令和4年1月 | 静岡市多様な人材の活躍応援事業所大賞受賞 |
令和4年7月 | 長橋健太郎が代表取締役社長に就任 |
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